Googleの協同ファウンダーSergey Brinが大きな飛行船を作っていることを4月に知ったが、今日(米国時間5/26)のThe Guardianはその続報として、プロジェクトの目的や性質について触れている。それはBrinと彼の取り巻きたちが私的に使う贅沢な空飛ぶヨットであると同時に、人道援助にも使われる。また、全長200メートル近くあるそれは、世界最大の航空機でもある。bigの次はbiggestをねらうのだな。
ただし時間軸を加えて比較すると、昔のHindenburgやUSS Maconよりも小さい。後者は、今Brinがその空飛ぶ傑作を作っているのと同じ格納庫を使用した。ただしBrinの建造費は国防総省の予算ではなくてBrin個人の、有り余るほどのポケットマネーだ。そして完成後には、援助食糧の輸送など人道目的と共に、個人的大陸間飛行にも使われる。
Brinは前からツェッペリンと飛行船にあこがれていて、いつか自分も持ちたいと考えていた。彼は、夢の実現を助けてくれた専門家たち、NASAの元プログラムディレクターAlan Westonなどの名を挙げている。Brinは最初、Hindenburgと同じく水素ガスを使うつもりだったが、FAAの規制に合わせてヘリウムに変更した。
実用飛行がいつになるのか、その発表はまだないが、なにしろでかいから、飛べば誰にも分かる。シリコンバレーの昔のスタ
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