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防衛省の調達の人手不足の原因は“頭が悪い”から

経済ニュース

防衛省・自衛隊の調達担当者の数は欧州主要国と比べて一桁少ないのが現状です。
だから彼らは非常に忙しい、ということになっています。
ですが、忙しい原因は他にもあります。
それは防衛省、自衛隊が無能だからです。
いつも申し上げているように、防衛省の装備は実質的に契約がありません。
Aという装備を何のために、いくつ、いつまでに調達、戦力化する、そのためにはいくらの予算が必要か。
主要装備にしても国会はこれを知らされず、初年度の予算をつけます。一〇式戦車にしても国会議員は調達数も、いつまでに調達するのか、総額がいくらなのか知りません。それで予算をつけるのは無責任です。
つまり、いつまでこの装備が必要で、予算がいくらかかるかも分からない。
つまり国会は勿論、防衛省、自衛隊には「時間」と「お金」という概念が理解できません。
こういう人たちが、組織がやっているですから不効率になるはずです。
無論各幕では、内々の見積もりはやっていますが、単なる目安にしか過ぎません。
だからダラダラとチョロチョロと調達を続けています。
例えば89式小銃は30年近くたっても64式の更新が完了していません。
仮に89式の調達完了に30年かかるとしましょう。
諸外国ではこんな長期にわたって調達が続くなどあり得ない話ですが、我が国では自衛隊も防衛省も、政治家もおかしいと思わないから放置されています。
この30年の調達を仮

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