トランプ大統領は、コミー氏を牽制したツイートをFacebookにもアップ。「コミー氏は報道機関に情報をリークし始める前に、我々の会話のテープが存在しないよう願った方がよい」(編集部)
傍若無人でルール無視の危うさ
トランプ米大統領の振る舞いは乱暴、秩序無視です。どこかでつまずき、弾劾による失職さえ予感させます。世界で知性の声を野生の声が勝り、野生の声を代表するトランプ氏には多くの支持者もいるでしょう。その野生の声の唯我独尊ぶりが一段とひどくなり、訴追につながるルール違反の証拠を握られ、不測の展開となることもありえます。
米大統領の政治権限は別格に強く、われわれの常識が通用しない行動をかなりとりうるようですね。そのわれわれの常識からみても、これは危ういことになりかねないと思わせるのが、連邦捜査局(FBI)のコミー長官の解任です。ロシアによる大統領選介入の疑惑を巡り、トランプ氏はコミー氏に、「自分は捜査対象ではないかどうか」と、3回もただし、「捜査対象ではない」との回答を得たといいます。
通常は、そう聞いたほうも問題だし、答えるほうも問題です。かりに日本の首相に疑惑が生じ、首相が検事総長か地検特捜部長に「自分は捜査対象か」と聞き、それが明るみになったとすると、重大な政治責任を問われる事件となります。トランプ氏の場合は、テレビのインタビューでそのことを明らかにしています。自分がシロなら、
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墓穴に落ちかねないトランプ米大統領
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