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中国で「母親節(母の日)」に感じたこと

経済ニュース
中国でも母の日(母親節)を祝う。花を贈ったり、遠方にいれば電話をかけたり、あるいは携帯のチャットでメッセージを送る。改革開放後、西洋から入った記念日だが、もともと家族の情を重んじる国柄なので、習慣が広まるのは早い。贈る花はやはりカーネーションが多いが、バラもある。母親のほか、祖母が育児にかかわることも多いので、子どもは母親と祖母の二人に渡すことになる。
バレンタインデーのバラは値段が平常時の3~4倍の跳ね上がり、弱みを握られた男性の懐から暴利をかすめ取るが、さすがに母の日は、そこまであくどい商売はしない。子どもたちも、「花屋にも良心があるのか」などとささやき合っている。
今日、女子学生数人とお茶を飲んでいて、面白い話題になった。
「母の日に母親の偉大さをたたえることは、女性を抑圧することになるのかどうか」
ネットでも議論がされていた。母親の偉大さは、すなわち子育てでの評価を意味する。行きつくところは、女性に結婚、出産を強い、家庭に閉じ込めるのではないか、という懸念にたどりつく。女性の人生の選択はもっと自由であるべきで、「母親」の役割にのみ限定されるべきではない。
これに対する反論もある。
もし自由選択の結果、家庭の主婦になることを選んだのであれば、ことさら目くじらを立てる必要はないではないか。母親を偉大だと言えないのならば、どんな女性が偉大なのか。世界人民の闘争のために立ち上がる女

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