【編集部注】著者のJoanna GlasnerはCrunchBaseの記者である。
親になれば家計の予算は大幅に変化する。夜の外出、流行りの服、手の込んだ料理などへ回される資金が大幅に減ることになる。そして、おむつや、便利な食品、そしてベビーカーからベビーベッド、チャイルドシートに至るまでの、無数の購入リストに、大金をつぎ込むのだ。
ということで、新しく親になった、もしくはこれから親になろうとしている世代は、マーケティング担当者の間では人気が高い。彼らは子供たちに刺激を与えながらも安全で、かつ自分たちの時間を節約してくれるような製品を特に受け入れる。
創業者たちも、その後援者たちも、小さな子供たちを見張ったり、食べさせたり、楽しませたり、そして運んだりすることを徐々にハイテク化することに対して、技術ならびにビジネス革新を適用していくことに興味を持っている。乳児と幼児向けテクノロジーは、全体のスタートアップ資金のなかでは大きな部分を占めるものではないが、それらはシード資金向けには相対的にアクティブで、ハイリターンのエグジットも果たしたものも見ることのできる分野だ。
ベビー市場における資金調達
Crunchbaseのデータ分析によれば、過去2年間で、乳児および幼児を中心としたビジネスモデルを持つスタートアップたちは、シードおよびベンチャー資金を2億6000万ドル以上調達している。彼ら
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