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「うんこかん字ドリル」は思い入れとマーケティングによる傑作

経済ニュース

うんこかん字ドリルという子供向けの学習書が、ベストセラーになっていると聞きました。小学生向けの漢字の練習帳ですが、全例文をすべて「うんこ」で作ることに成功という異色のテキストです。
例えば、小学1年生が最初に習う「一」という漢字の例文は
この うんこが 一番 大きい。
うんこを 一つ もって出かけよう。
うんこに えんぴつを 一本 つきさした。
といった具合。小学校1年生から6年生で学習指導要領が定める1006字がすべて、3018のうんこまみれの例文で学べるようになっているのです。
この本には、マーケティングのヒントが詰まっていると思いました。漢字ドリルはつまらないもの、やりたくないものと言う概念をぶち壊す。そのために、どうしたら良いのかを考え、行きついたのが、子供たちにとって最もテンションの上がる言葉を使うという奇想天外なアイデアです。
「楽しく勉強したい子供」「とにかく勉強に集中してほしい親」。2つの顧客のニーズを徹底的に追求した結果、たどり着いたのが「うんこ」だった訳です。
ネット上では下品だ、低俗だという批判もあるようです。一歩間違えれば、キワモノに終わってしまうリスクをあえて取り、最終的に学力向上のキラーコンテンツにしてしまう企画力・編集力は只者ではありません。キワモノ扱いされないために、読者である子供に向けても、購入決定者である親に向けても、今回の試みの意図は漢字学習

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