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文氏を急追する保守派候補:韓国大統領選挙

経済ニュース
文在寅候補(左)がリードする中、保守系の洪準杓候補(右から2人目)が急浮上する韓国大統領選(KBSより引用:編集部)
トランプ米大統領は昨年の大統領選で、97%のマスコミから足を引っ引っ張られたが見事に当選した。
ヒラリー・クリントン氏はなぜ落選したのか。オールドメディアよりニューメディアのSNSがインパクトを発揮し選挙を左右する時代に変わったわけだ。
現在、韓国の大統領選挙戦では親北左派の文在寅候補(共に民主党)がヒラリー氏のように常にトップを走っている。しかし、支持率は40%前後で停滞しており、投票結果が意外な方向に転ぶ可能性はなくはない。
当初、文候補の対抗馬と見られた中道左派の安哲秀候補(国民の党)は選挙戦に入って尻すぼみとなる反面、保守派の洪準杓候補(自由韓国党)が着実に支持率を伸ばし、2日までに安候補を抜いたとの調査もある。保守派の洪氏は湖南地域(韓半島西南部)で支持率は低いが、文、安両候補の支持層で湖南地域が二分されれば有利になる。洪候補は貧しい家庭に育ち逆境を克服して夢を叶えた人物だ。特に、慶尚南道知事の時に大胆な緊縮財政を推進して全国で初めて赤字財政を清算すると同時に、清廉度1位の自治体にした能力が評価されている。
一方、文候補の対北包容路線が保守層から非難される理由は、歴代の親北大統領が多額の対北支援金を上納した結果、北朝鮮の核・弾道ミサイルが現実的な脅威となっ

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