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9条と教育無償の抱き合わせ改憲を懸念

2つの5兆円予算はポピュリズム
安倍首相が憲法記念日に、2020年に憲法改正を施行するとの目標を明らかにしました。その柱は9条で自衛隊の存在を明文化するとともに、教育の無償化を高等教育(高校、大学)にまで広げるよう憲法で制度化するというのです。大学までの教育無償化は政権の人気取りそのもので、警戒されがちな9条と、歓迎されそうな教育無償化の抱き合わせ改憲といえます。
防衛予算は約5兆円、教育無償化の費用も4,5兆円ですから、「2つの5兆円が憲法改正の目玉」とでも、いつか言い出すのですかね。「防衛予算にかけている5兆円と同じくらいの金額を、教育無償化に投入する」と、きっと強調するでしょう。タカとハトの抱き合わせで、国民の警戒感を緩めようという計算は、一種のポピュリズムです。抱き合わせにすると、9条問題の矛盾に正面から向き合う機会を国民から奪うことになりかねません。
平和ぼけという表現は、自衛隊違憲論、安保法制反対の勢力への批判として、よく使われます。タカとハトの抱き合わせ改憲は、今度は自衛隊容認派、安保法制支持派の平和ぼけを招いてしまうのです。首相の最大の狙いは自衛隊の明文化でしょう。財政的にも問題がある私学救済みたいな教育無償化をおとりにするのは止め、憲法改正の主目的こそ国民投票で問うべきなのです。
多くの国民はすでに自衛隊の存在を認知し、海外紛争でも国内災害でも活躍していることを評

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