うっかりの一言が致命的ミスにも。失言を防ぐには?(写真ACより:編集部)
「口は災いのもと」というのは、会社を経営していると、より、痛感するし、公私ともに、ダイレクトに影響を受ける。
特に、私の場合はテレビでコメントをする仕事もしているので、より慎重にならざるを得ない。
うっかりの、たった一言が、いつまでも一人歩きしてしまうこともある。一度口にだしたら、言葉は消せない。
相手に対してよくない感情を持っているとき、
同時に、話している相手に対して好かれたいという思いを強くもつとき、
なおさら気をつけなくてはいけない。
「たとえば」のような話から、誰もが納得できるたとえにならず、誤解をされ、湾曲して、間接的に伝わり、相手の心に鉛のように重くよこたわってしまうこともある。
お酒の席などで、場を盛り上げようと、サービス精神を発揮していった冗談の一言が、昼間に言葉だけが「再現」され、ビジネスの場所で自分自身の評判を下げることもある。
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その場にいない人の話を聞き出されるときは、理性を働かせないといけないし、情報伝達は本能的におこなってはいけないな、とつくづく思う。
経営者なら、手痛い失敗をしても、実績や経験で、なんとか挽回できることもあろうし、周囲が合理的な人たちに囲まれているので、受ける誤解も最小限かもしれないが、
政治家こそ、失言で職を失う可能性が最も高い仕事だな、と、複雑な気持ちで
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