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【映画評】フリー・ファイヤー

経済ニュース

Free Fire [CD]
1978年のボストン。銃密売取引のため、場末の倉庫に2組のギャングがやってくる。簡単な取引かと思われたが、チンピラ同士のいざこざから交渉がこじれ、口論の末、壮絶な銃撃戦が始まってしまう。クセ者ばかりの悪党たちは、全員が瀕死の傷を負い、罵声とうめき声が飛び交う発狂状態の中、銃を撃ちまくる。双方の思惑、仲間割れ、謎のスナイパーの出現…。最後まで生き残るのは一体誰なのか?!
武器取引の交渉が決裂し壮絶な銃撃戦となるバイオレンス映画「フリー・ファイヤー」。上映時間はわずか90分だが、映画の8割は銃撃戦という異色作だ。倉庫という密室空間の中で、2組のギャングが全員参加で延々と撃ちまくる。だが、雨あられの発砲で傷だらけになるのに、登場人物たちはなかなか死なないのだ。射撃の腕が悪いのか、はたまた銃の精度が低いのか、さっぱり致命傷を与えられない。足や肩、脇腹や太腿のようなハンパな部位に当たっては、痛みでうめきながら身体ごとズルズルとひきずって物陰に隠れるというトホホな状況なのだ。考えてみれば、西部劇の凄腕ガンマンや、訓練を積んだスナイパーじゃあるまいし、フツーのギャングたちが撃っても、こめかみや心臓に簡単に当たるはずがない。いつまでも生きているため会話も弾み(?)、そこには思わぬ本音や腹の探り合いがあって、次第にそれぞれの欲望が露わになる。
死ねない、殺せないで、物

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