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「胎内記憶」で見た景色を絵にするとこんな感じになる

経済ニュース
写真は参考書籍書影
さて、皆さまは「胎内記憶」という言葉をご存知だろうか。妊娠中の赤ちゃんが、様々なことを覚えている時の記憶のことである。少なくとも、大人になり、赤ちゃんの記憶など、すっかり抜け落ちている人にとってはにわかに信じがたいことかも知れない。
今回紹介する書籍は、「胎内記憶」の記憶をもつ子どもにインタビューをして絵にしたものである。胎内記憶の究の第一人者である池川明医師(医学博士。池川クリニック院長)が行なった調査によると、赤ちゃんの3人に1人が「胎内記憶」を持っているといわれている。
■興味深い調査結果が得られている
――池川明医師は、「胎内記憶」に関心をもったきっかけを次のように答えている。
「私は周産期心理学(胎児期、新生児の心理を研究する学問)に関心を抱くようになりました。そして、赤ちゃんには驚くほどの知覚能力が備わっていることそして、おなかの中のことや生まれたときのことを覚えている子もいることを知ったのです。」(池川明医師)
「よい子育てを模索するヒントになるかもしれない。そう考えた私は、2000年8月から12月にかけて、私のクリニックや協力してくれる機関で、胎内記憶に関するアンケートをおこないました。すると、79人から『覚えている』という答えが返ってきたのです。」(同)
――2001年、全国保険医協会団体連合会の医療研修会で発表をする。発表した内容が全国紙の記

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