出典:【北朝鮮】プロパガンダ映像 ワシントンに核攻撃 アメリカに警告 最後の機会 https://www.youtube.com/watch?v=KE67_V5fIkI
アメリカは対イラク戦争のとき、「大量破壊兵器を隠し持っている」という理由から、国連決議無しでの先制攻撃に踏み切りました。そのせいで、サダム・フセインという分かり易い悪役がいたにも関わらず、国際世論は分裂しました。
この「政治的失敗」は後々尾を引き、アメリカを戦略的に不利な立場へと徐々に追い込んでいきます。彼らは当時のミスに懲りているはずです。したがって、今回の「対北戦争」においては「政治的正当性」の獲得に万全を尽くすと思われます。
アメリカがすでに有する対北攻撃の大義名分
第一に、「残虐な独裁者」という“分かり易い悪役”がいることは前回同様です。だから「圧政に苦しむ人々を解放する」という大義を掲げることができます。
第二に、北朝鮮は本当に大量破壊兵器を所持しています。自分たちで誇示しているので、アメリカとしては証明する必要すらありません。
第三に、しかも、アメリカは、それが他国ではなく「自国にとって差し迫った脅威である」と訴えることも可能です。北朝鮮はICBMを開発するだけでなく、堂々と米本土を攻撃するとまで公言しています。なにしろ、ワシントンを攻撃する内容の「公式脅迫ビデオ」まで制作している。だから彼らの危険な意
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