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精神科医が語る!「寝る前2時間」で人生は決まる

経済ニュース
写真は講演中の樺沢医師。
皆さまは、朝起きて最初に何をするだろうか。何をするかは1日のスタートダッシュをする上でとても大切なことである。そして、1日の最後である「寝る前」に何をするのか。これもまた大切で、寝る前の生活習慣によって人生が決まると言っても過言ではない。
精神科医、作家として、精神医学や心理学の情報を発信している、樺沢紫苑(以下、樺沢医師)は、「日本で最もインターネットに詳しい精神科医」として、雑誌、新聞などの取材やメディア出演も多い。今回は、「正しい時間術」について伺った。近著に『脳のパフォーマンスを最大まで引き出す 神・時間術』(大和書房)がある。
■睡眠を削ったり徹夜は愚の骨頂
――朝起きるときの生活習慣で「1日」が決まる。寝る前の生活習慣で「人生」が決まると、樺沢医師は主張する。
「集中力をリセットする方法がいくつかありますが重要なのは『睡眠』です。ぐっすり眠ることによって、翌朝に100%の状態に集中力を回復することができます。しかし、十分な時間寝られなかったり、眠りが浅くて夜中に何度も目が覚めてしまう状態であれば、朝起きても頭がボーッとします。集中力が低い状態からスタートするわけです。」(樺沢医師)
「朝起きた瞬間にその日のコンディションが決まってしまうのです。ですから、睡眠を削って仕事をしたり、徹夜で仕事をしたりするというのは、「愚の骨頂」と言えます。」(同)

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