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IBMの株価が急落 ― 20四半期連続の減収をうけて

IBMが抱える問題をどう解決すべきだろうか?
米国時間18日、IBMが決算を発表し、同社が20四半期連続の減収だったことが明らかになった。四半期ベースの純利益はアナリスト予測を上回ってはいるものの、それは同社の株価を支える要因とはならなかったようだ。
IBMの株価は決算発表後の時間外取引で急落。その後も株価回復の兆しは見えず、結果として前日比5%(8ドル)安で大引けを迎えた。
Motley Foolが述べているように、今回の決算発表が引き金となりIBMの時価評価額から約90億ドルが失われた。ダウ平均株価も64ポイント下落することとなった。
減収の原因となったのは同社のコンサルティング・ビジネスだ。IBMは1990〜2000年初頭にかけてこのビジネスから巨額の利益を得ていたが、現在、この事業から得る収益は減少し続けている。
ひとまず、決算の概要を伝えておこう。Thomson Reutersによれば、1株あたりの純利益はアナリスト予想の2.35ドルに対して2.38ドルだった。その一方、売上高は181.6億ドルに下落。「the Street」の予想は183.9億ドルだった。
決算概要
昨年と比べると、1株あたりの純利益は1%増加し、収益は3%下落したことになる。
明るいニュースもある。同社のクラウド事業は快調で、収益は昨年から33%増加した35億ドルだ。
しかし、アナリストが懸念している

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