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宅配×自動運転の実現に向け、DeNAとヤマト運輸が「ロボネコヤマト」プロジェクトの実験を開始

日本でも、自動運転技術の実用化に向けた動きがいくつか始まっている。ソフトバンクとヤフーは自動運転バスの実用化を目指して準備を進めているし、DeNAはフランスのEasyMile社が開発した自動運転バスを使って、幕張のイオンモールでシャトルバスの運行を始めている。
そして4月17日、DeNAの新たな自動運転プロジェクトの実用実験が始まった。ヤマト運輸と共同で2016年7月から進められてきた「ロボネコヤマト」プロジェクトでは、自動運転社会の“新しい荷物の受け取り方”を検証するため、国家戦略特区である神奈川県藤沢市の一部のエリアを対象に、2つのサービスを開始する。
 提供されるのはオンデマンド配送サービス「ロボネコデリバリー」と、買い物代行サービス「ロボネコストア」の2サービスで、実用実験の期間は2018年3月末までの約1年間だ。実験では、車内に宅配ボックスのような保管ボックスを設置した、専用の電気自動車をサービスに使用する。
ロボネコデリバリーは届け先を自宅だけでなく、対象エリア内の駅や会社、公園やカフェなどにも指定できて、配送時間を10分刻みで選択できるオンデマンド配送サービス。荷物の到着直前にスマートフォンなどに自動音声で到着を通知してくれる。指定場所に到着した荷物は、車内の保管ボックスを二次元コードか暗証番号で開け、顧客が自分で取り出すしくみだ。配送対応時間

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