ポテチ品切れ問題は、現代の米騒動になるか ?
フード左翼とフード右翼 食で分断される日本人 (朝日新書) [新書]
速水健朗
朝日新聞出版
2013-12-13
日本人が暴れる瞬間の法則のようなものがある。それは食に関わる問題が起こったときだ。米の価格急騰に伴う暴動事件、米騒動などがわかりやすい。食文化とイデオロギーのようなものを描いた傑作であるこの本にもそんなことが書かれていたような。暴動にまでは至らなくても、食に関する話は普段の会話になったり、ネット炎上につながったりもする。ペヤングの出荷停止問題などは記憶に新しい。大騒ぎにはならなくても、「今年は野菜の◯◯が高い」「今年は◯◯が手に入りにくい」みたいな話は日常的に話題になる。
ポテチ品切れ問題は、現代の米騒動になる、のだろうか。ジャガイモの不作が響き、湖池屋、カルビーなどが相次いで一部のポテトチップスの販売を休止・終了している。本日、朝日新聞の名物コラム「天声人語」でも触れられていた。
(天声人語)ポテトチップスの販売休止:朝日新聞デジタル
Facebookなどを覗いてみても、近所のコンビ二で品切れだった様子などが投稿されている。それだけポテトチップス(通称:ポテチ)は身近な食だと言えるのだろう。
今回は、台風の影響が大きい。異物混入、表記の詐称など企業の不祥事などによるものではないだけに、やり場のない怒りを感じる人、複雑な心境の人もいることだろう。
今回のじゃが
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