トランプの黒幕?何故、クシュナーは台頭しているのか
(Wikipediaから引用)
ジャレド・クシュナー大統領上級顧問の力が強まってきているとされているが・・・
拙稿では、トランプの黒幕と噂されていたスティーブ・バノンについて、
トランプの黒幕?スティーブ・バノンの微妙な立ち位置
の記事などでバノンの権勢は砂上の楼閣であり、その影響力の低下の可能性について触れてきました。当時は何も知らない日本の有識者らがバノンを黒幕として恥ずかしい動画などをネットに公開したり、陰謀論めいた論説を記事公開・出版などを行っていました。(ちなみに、筆者の著作である『トランプの黒幕』はバノンのことを指しているわけではありません。)
現在、バノンの影響力が相対的に低下しており、代わりにクシュナー上級顧問の影響力が強まっていることから「クシュナーこそが黒幕だ!」という妄言が再び出てくるようになっています。娘のイヴァンカがシリア攻撃を決断させた要因だったとか、本当にひどい言説がばかりで面白いものです。
クシュナーの影響力の源泉は、共和党主流派・ウォール街とのパイプ役として
トランプ政権のホワイトハウス及び主要閣僚は共和党保守派によってほぼ独占されている状況となっています。そのため、それらと対立する共和党主流派・ウォール街が政権にアクセスするルートは限られていることになります。
クシュナーはゲーリー・コーン国家経済会議議長とムニューチン財務長官とも親しい元民主党
コメント