朝日新聞系ウェブメディアのハフィントンポスト日本版(以下ハフポ)が、2月から「Ladies be open」というプロジェクトを始めたらしい。「女性の生理はとても大変。男性は、もっと理解と配慮が必要」という趣旨らしい。ハフポ編集部内でも、「26才の女性エディターが編集長に生理痛の辛さを訴える」「編集長の配慮で、彼女が生理痛で辛い時には、有給休暇・フレックス出退勤・在宅勤務(ただし音声は繋ぐ)・別室での勤務などを認める」という美しいストーリーが掲載された。
さらに、4月6日にはハフポ×朝日新聞メデイアラボ×某女性団体で、「もっと話そう女性のカラダ!仕事とカラダのいい関係」なるイベントを開催したらしく、ハフポ公式ツイッターによると「現代女性の生理の総回数は、50年前に比べて9倍」などとプレゼンされたそうだ。わざわざSNSで発信するあたり単なる誤字脱字ではなさそうだが、私にはとても信じられない数値である。その根拠を、ざっくり計算してみた。
A.現代女性の生理期間を12~50才の38年間と推定する。厚労省が発表した出生率(女性が一生に産む子供の平均数)の最新データは1.46(2015年)である。妊娠中~授乳中は生理が止まるので、1出産あたりの休止期間を2年間と推定する。現代女性の総生理回数=(38-1.46×2)×12=420.96と概算できる
B.50年前の1967年の出生率は2.23で
ハフポスト×朝日のLadies be openイベント感想
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