先週、トランプ政権が、米国通商代表部(USTR)を通じ、議会に対して北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉に関する書簡を送りました。その書簡は、驚くほど事務的で淡々としていました。普段、トランプ大統領がギャアギャアわめいている「アンフェアな貿易協定は破棄する!」、「メキシコ製品に35%の関税をかける!」、「米企業がメキシコに工場を建てるのは許せない!」というような過激なトーンはどこにも見当たりません。その代り、現行のNAFTAの規定を殆ど是認するような淡々とした内容になっており、あまりの軟弱さにメキシコ側もアメリカ側も拍子抜けしました。
Source: ダイアモンドオンライン
コメント