SpaceXは、同社のロケットFalcon 9の再打ち上げに初めて成功した。地球周回軌道に乗るロケットを再利用した世界初の快挙だ。この実績は、ロケット打ち上げを低価格にして企業や政府機関が利用しやすくする、というSpaceXの長期事業計画にとって極めて重要な意味を持つ。宇宙飛行の経済を根本から変えることで野心的プロジェクトを推進し、最終的には火星旅行を目指す。
このロケットが最初に使用されたのは昨年のことで、Falcon 9ロケットを海上に浮かぶSpaceXの無人ドローン船に軟着陸させることに成功した。国際宇宙ステーションに物資を補給するCRS-8ミッションの一環として昨年4月に実行された。それ以来SpaceXは再飛行の実現に向けてテストを重ねてきた。
「我々は火星への片道旅行をめざしているのではない。必ず帰ってこられることを約束したいと思っている」とSpaceXの社長、Gwen Shotwellが発射前のインタビューで語った。「それはロケットシステムの再利用が必要であることを意味している」。究極的には着陸した同じ日に再打ち上げできることが目標だと彼女は言い、今回使用したFalcon 9ロケットは再利用するための改修に4か月を要したことを付け加えた。
再利用可能なロケットを作ることも、それをすぐに再利用できるようにすることも、商用宇宙飛行市場への道を大きく広げる鍵だとSpaceX
スポンサーリンク
SpaceX、軌道ロケットFalcon 9の再打ち上げに初めて成功
最近の投稿
- 「リンゴはいいけど、キャベツは要注意。でも…」プロ・コーチだけに伝えられた、じつは「本当に効果のある栄養」
- ワイン好きは「ワイン」よりも「ワイングラス」にこだわりなさい
- K-POP界に「まさかの衝撃」が…!初のアメリカ・ガールズグループ「VCHA」が「シングルたった2枚で脱退・訴訟騒動」の内幕
- 多くの人が知らない…「幕末の日本」を、真っ二つに分けた「意外な対立軸」があった
- なぜ眠らないと死んでしまうのか…悪影響を受けるのは脳だけではなかった
- 「こんなもん話になるか!」…「浪速のモーツァルト」キダ・タローさんが見せていた凄まじい「茶番力」と見事な「キレ芸」
- 資さんうどん、「北九州のうまさ」で狙う列島制覇 創業者の死を越えて、うどん一杯に込めた本気 | 外食 | 東洋経済オンライン
- 推しの「応援広告」急拡大、新宿や池袋は"聖地化" K-POPが火付け役、数値で測れない愛を伝えたい | 沸騰!“推し活”経済圏 | 東洋経済オンライン
- 「4浪医学部合格」京大諦めた彼が医師目指した訳 ギリギリ惜しいところで落ちる浪人の日々 | 浪人したら人生「劇的に」変わった | 東洋経済オンライン
- 浄水・下水処理機の製造などを行う前澤工業株式会社の財務諸表(第78期第3四半期)を見てみる
コメント