長かった都議会第一定例会、通称「予算議会」が閉会しました。一般的に年4回行われる地方議会の中でも、もっとも重要とされるのが予算案を審議するこの春の定例会です。
そして小池百合子知事が編成した初の一般会計予算案は、なんと都議会で44年ぶり(!)となる総員起立(全会一致、全員賛成)で可決されました。
都議会で44年ぶり全会一致可決 小池知事の予算案:日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS30H3J_Q7A330C1PP8000/
小池氏は都議会閉会後、記者団に「いろいろ濃淡はあるが、都政を良くしていくという一点で(各会派に)協力をしてもらった」と語った。全会一致を演出したのは共産党と、小池氏と対立してきた自民党だった。
共産党は鈴木俊一都政以来、知事とは対決姿勢を示し、予算案には一貫して反対の立場を取ってきた。30日の本会議の討論では「都民の願いを反映した重要な前進があった」と賛成に転じた理由を説明した。
(中略)
豊洲市場(江東区)の移転問題で知事と厳しく対立した自民党も「予算原案を否定するものではない」と賛成に回った。これまでの定例会でも条例案にはすべて賛成しており、ある自民都議は「正面から対決した場合、有権者の反発を招く可能性がある。あえて反対する必要はない」と語る。
思えばおよそ半年前の知事選直後、都知事を出迎えた都
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