【KEY】日本　モバイル端末で情報にアクセス

【日本】スマホをかざしてATM操作
◆凸版印刷株式会社は、金融機関向けのモバイルキャッシュサービス“モバイルWalletサービス”を、TIS株式会社と共同で提供を開始した。本サービスは、取引内容を予め入力しておいたスマートフォンを、ATMにかざすだけで、操作を行うことができるようになるというものだ。◆
日本の凸版印刷株式会社は、金融機関向けのモバイルキャッシュサービス“モバイルWalletサービス”を、TIS株式会社と共同で提供を開始した。凸版印刷株式会社は、印刷テクノロジーをベースに、情報コミュニケーション事業やエレクトロニクス事業などの、幅広い分野で活動している企業。
本サービスは、従来のキャッシュカード機能をスマートフォンに格納することにより、カードレス化とATM手続きの短縮を実現したクラウドサービスだ。これによりATM利用者は、取引内容を予め入力しておいたスマートフォンを、対応のATMにかざすだけで、操作を行うことができるようになる。さらに、セキュリティ面においても、個人情報をダミー番号に置き換えて利用する技術を採用しており、万が一アプリからトークンが漏えいした場合でも、個人情報を特定することが不可能となっている。
米国の金融機関では、スマートフォン対応ATMでのモバイルキャッシュサービスが広く利用されており、日本においてもその普及が予測されている。両社は今後も本サービス

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