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【GEPR】ビキニ環礁の「死の灰」という神話

経済ニュース
2012年02月14日の「池田信夫blog」の記事の再掲。1954年にビキニ環礁などで行われた水爆実験で被曝したとして、高知県の元漁船乗組員が船員保険の適用を申請していた問題で、全国健康保険協会船員保険部の有識者会議は、元乗組員らの被曝線量が保険適用の目安を下回るとする報告書案をまとめた。
日本は唯一の被爆国であり、放射能について過敏になることはやむをえない。しかし原子力には数々の神話があり、それを疑うことはタブーとされてきた。その一つが「死の灰」と呼ばれる放射性物質の影響である。
広島には原爆の投下後2週間ぐらいで多くの人が市内に戻り、仮設住宅が建ち始めた。こうした入市被爆者は残留放射線を浴びたと考えられるが、中川恵一氏も指摘するように、彼らの平均寿命は日本人の平均より長い。特に広島市の女性の寿命は日本一長く、死産率は全国最低である。これは被爆者手帳で健康が管理され、医療が無料化されたことも大きいが、被爆者が放射能を恐れないで住み続けたことがよかったのだろう。
核実験による「死の灰」の影響も過大評価されている。その象徴が、1954年に起こった日本の漁船「第五福竜丸」の事件だ。ビキニ環礁で行なわれた水爆実験で船員23人が強い放射線を被曝し、久保山愛吉無線長が死亡した。これは当時「死の灰の犠牲者」と報道された。
しかし病理解剖によって判明した久保山の死因は「肝機能障害」であり、この原

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