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政治家が「弁当」を持参する時

韓国人は食事を大切にする。「ご飯を食べたか」があいさつ言葉の国民性だ。だから、というのではないが、韓国のメディアには食事に関連する記事が結構多い。
最近では、ソウル中央地検に出頭した朴槿恵前大統領の昼食のことが書いてあった。朴前大統領は21日、ソウルの中央地検に出頭し、聴取を受けた。前大統領の友人の崔順実被告(60)による国政介入事件に絡む収賄などの容疑に対する事情聴取だ。同日午前の聴取が終わった後、朴前大統領は昼食に持参した弁当を食べたという。弁当の中身はキムパプ(海苔巻き)だった。
聯合ニュースは検察の聴取を受けた過去の人物の食事メニューも紹介していた。それによると、「崔順実被告が昨年10月に検察の聴取を受けた際には、夕食に近くの飲食店からコムタン(牛煮込みスープ)の出前を取って食べ、故盧武鉉元大統領は2009年4月に検察の聴取を受けた際に同様にコムタンを食べた。1995年11月に検察の調べを受けた盧泰愚元大統領は、日本料理店に注文して持ち込んだ弁当を食べた」という。
政治家の弁当持参は決して通常ではない。外から注文するほか、レストランやホテルで関係者と会食する機会が俄然多い。だから、政治家が弁当を持参するということは、ある意味で特殊なケースだ。
朴前大統領にしても検察側の取締りに対し納得いく返答が要求されるから、頭の中はそのことで一杯だろう。ゆっくりと食事を楽しむといった状況

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