ティラーソン米国務長官が激白 !?「就任したくなかった」
レックス・ティラーソン国務長官と言えば、ブッシュ政権で国務長官を務めたコンドリーサ・ライス氏や米戦略国際問題研究所(CSIS)のハムレ所長などがお墨付きを与えた人物ですよね。ワシントン筋は、”戦争の修道士(warrior monk)”や”学者戦士(warrior scholar)”との呼び声高いマティス国防長官を絡め「レーガン政権時のワインバーガー国防長官とヘイグ国務長官が競い合ったようなパワーバランスが出来上がり相乗効果を生むのでは」との期待を寄せたものです。
しかし、予算教書で明らかになった通り国務省の予算は28.7%も削減された一方で国防省は10%増となり予算の側面からはどちらに軍配が上がったかは火を見るより明らかです。さらに言えば、ティラーソン国務長官が北朝鮮問題を協議するために日本や韓国、中国を訪問(3月15〜19日)した折の同行記者は保守派メディアのIJRのエリン・マクパイク氏たった1人。マティス国防長官が日本と韓国を訪問した際の機内でのブリーフィングで、少なくとも9人に囲まれている様子を撮影した写真と比較すると、寂しい限りです。
移動中の機内で行われたブリーフィングで、微笑むマティス国務長官。
(出所:Jim Mattis/Flickr)
そのティラーソン国務長官は、4月5〜6日開催の北大西洋条約機構(NATO)外相会合を飛ばし4月6〜7日予定で調整中の米中首脳会
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