IBMは同社の今年のInterConnectカンファレンスで、機械学習の学習コースを発表した。それは、スタートアップの卵たちにワークスペースと教育を提供しているGalvanizeとの提携事業で、主にWatsonのAPIの使い方を教えていく。それらのAPIを利用すれば、言葉や音声や視像(画像や映像)の認識に依存するアプリケーションの構築が、容易にできるようになる。
そのコースはIBM Cognitive Courseという、なんか冴えない名前だが、4週間で機械学習の基礎とWatsonで何ができるかを教える。生徒はそのクラスに、IBMのクラウドプラットホームBluemixからアクセスする。
IBMでWatsonとIBM Cloudを担当しているCTOのBryson Koehlerはこう言う: “WatsonのAPIで何ができるのか、知らない人もいる。Watsonのエキスパート、と呼べるほどの技術者は、まだとても少ない”。
コースを補助するリアルなワークショップ、題してBuilder Fairsが、Austin, Denver, New York, San Francisco, Seattle, Bostonの各都市で行われる。また、ハッカソンや個別面談(“オフィスアワー”)などのイベントBuilder Spacesも予定されている。
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