先週、オランダ第二院の選挙が実施され、穏健なマルク・ルッテ党首が率いる自由民主国民党(VVD)が最多議席を確保しました。第二院は米国の下院に相当します。反イスラム、反EUを掲げたヘルト・ウィルダース率いる自由党(PVV)の獲得議席数は、20(定数は150)にとどまりました。つまり、オランダの政治がポピュリズムやアンチEUへ流れるリスクは大きく後退したのです。オランダで反EU勢力が敗退したことは、4月23日に控えたフランス大統領選挙第一回投票にも間接的に影響を及ぼすと思われます。
Source: ダイアモンドオンライン
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