住民と協働したリサイクル、鹿児島大学などとの連携など鹿児島県で最も本質的な取り組みを続ける自治体のひとつ・大崎町の職員有志と意見交換してきました。
今回は、ふるさと納税で一躍有名になった竹原静史さん。平成27年度には、鹿児島県の自治体でトップ(全国で4位)の27億円の寄付を集めました。
(横瀬古墳にて。大崎町役場の皆様と。竹原さんは左)
「ふるさと納税は、いつまでも続く制度じゃないと思うんです。だからこそ早い段階で体制をつくることを心がけました。JTBやふるさとチョイスを運営するトラストチョイスなどと連携して、ビジュアルに訴えるカタログなどを作成しました。」
「寄付者の嗜好を踏まえ、事業者を回ってアドバイスしています。最近は、町の事業者が加工品を持って役場にやってこられます。竹原さん、試作品できたから食べてみてって」
「季節感も大切にしているんです。例えば、精肉店の手羽先を、ローストチキン風としてクリスマス限定で広告したところ、1.000万円を超える寄附が集まりました。」
「大崎町特産のウナギは加工部門が弱く、愛知県や静岡県などに運んで加工していましたが、ふるさと納税をテコにして地元で加工場を増築。事業としての収益性もあがっています。日本で一番ウナギに詳しい公務員かもしれません(笑)。」
「ふるさと納税の収益などでミシュランの星付きシェフを招聘して、新たな加工品づくりも進めていま
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