幽霊もいつまでもその姿を隠し続けることはないだろうと考えてきたが、その予感は当たった。ブラジルの大統領公邸に出たのだ。テメル大統領夫妻は1週間あまり大統領公邸に住んでいたが、幽霊が出現したために別の公邸に引っ越した、という外電ニュースが流れてきた。
幽霊への対応でスウェーデンの王室関係者のように大らかな意見は期待できないことは知っている。幽霊という存在に偏見のない人は幽霊と共存できるが、そうではない人はテメル大統領夫妻のような対応(引っ越し)しかないことを理解しているつもりだ。人は分からないことに対しては恐れを感じるからだ。
スウェーデン王室の場合は少し事情が違う。カール16世グスタフ国王の妻シルビア王妃(73)が、首都ストックホルム郊外のローベン島にあるドロットニングホルム宮殿について「小さな友人たちがおりまして、幽霊です」と、スウェーデン放送の番組の中で語っている。
ドロットニングホルム宮殿は17世紀に建設され、世界遺産にも登録済み。王妃は、「とても良い方々で、怖がる必要なんてありません」と強調した。国王の姉クリスティーナ王女(73)も同じ番組で、「古い家には幽霊話が付きもの。世紀を重ねて人間が詰め込まれ、死んでもエネルギーが残るのです」と主張。王妃の話を裏付けている(「欧州王室に『幽霊』と『天使』が現れた!」2017年1月6日参考)。
ブラジルのテメル大統領はインタビューの中
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