画像出典:シャープ公式サイト(http://www.sharp.co.jp/corporate/news/161101-a.html)
東芝が上場廃止危機でもがき苦しんでいる中、一足早く経営危機に陥り、鴻海に買収されたシャープが復活の様相を見せている。
戴正呉社長は、産経新聞のインタビューに「5月中旬に予定する中期経営計画発表後、速やかに東京証券取引所1部に上場申請する」と語っており、シャープの経営再建が順調であることをアピールしている。
株式市場もシャープの復活を好意的に受け止めており、3月14日に2013年以来の株価400円台を回復し、3月15日には年初来高値の438円を付けた。
このままシャープは順調に復活し、「世界の亀山ブランド」で栄光を築いた時代を取り戻すことができるのか、考えてみたい。
鴻海流の人事改革はお見事
「東芝さん、上場廃止でいいじゃない」で書いたように、経営危機に陥ったシャープは鴻海への売却を決めたが、出資額を1000億円以上減額されるなど、翻弄され、買い叩かれてしまった格好だ。
しかし、経緯はともかく、戴社長による人事制度の改革は素晴らしい。
3月13日に社長就任後の初めての記者会見が開かれ、戴社長の口から様々な人事制度改革が明らかになった。
ボーナスは社員の平均は年4ヶ月とそこまで高くは無いが、貢献に応じて年1ヶ月〜8ヶ月と変動する、これまでの日本企業
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