アメリカのIBM社とSalesforce社は、パートナーシップを提携、顧客企業がより適切な意思決定を迅速に行うことを可能にする共同ソリューションを提供する予定であること発表した。
両社のパートナーシップによって、IBM社のAIプラットフォーム“Watson”とSalesforce社の世界No.1のCRMを支えるAI“Einstein”は連携し、セールス、サービス、マーケティング、コマースなど部門を越えて顧客エンゲージメントの新たなレベルを可能にする。“Einstein”の顧客インサイトと“Watson”の多くの情報源や天候、ヘルスケア、金融サービス、小売り業などの様々なデータが結びつく。
たとえばWatsonの提供する地域の買物パターン、天候、小売業のデータをEinsteinの顧客に固有の買物に関するデータと結びつけることによって、小売店はまさにその顧客個人に適応させたeメールやキャンペーンを自動的に送ることが可能になるという。また、両社の連携によって、保険会社は天候データ分析から必要な地域データを取りだし、悪天候によって危険にさらされる恐れのある顧客に安全のための情報を送ることもできるとする。
【企業サイト】IBM Watson
Source: emark
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