■2018年卒採用解禁
2018年卒業予定の大学生の就職活動がいよいよ本番を迎える。(実際はとっくに始まっているのだが・・)企業の採用説明会が3月に解禁となり、リクナビ、マイナビを始めとする就職情報会社による大規模な合同企業説明会、各大学でも学内合同企業説明会が連日開催されている。
ワークス見通し採用調査(リクルートワークス,2016.12)によると、民間企業では、2018年卒業予定の新卒採用(大学生・大学院生)は「増える」(13.5%)が「減る」(5.7%)を上回っている状況にあり(+7.8%)、その後、ブレグジット、トランプ大統領誕生等の不安定要素もあったが、引き続き堅調に推移する見通しである。
■2018年卒採用動向のポイント
就職白書2017-採用活動・就職活動編-(リクルートキャリア、2017.2)によると、企業による2018年卒の採用活動の見通しで「増えると思う」と回答された割合が最も多かった項目は『新卒採用活動に係るマンパワー』(37.3%)となり、次いで『新卒採用コスト』(35.3%)であった。超売手市場が続く中、企業による人材獲得競争が激化していることがうかがえる。
一方で、企業が「減ると思う」と回答した割合が最も多かった項目は、『新卒採用活動の母集団』(30.4%)となり、次いで『選考応募人数』(29.8%)であった。
これまでの新卒採用の王道であ
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