人工知能の分野で先行する2社が手を組んだ。IBMとSalesforceがパートナーシップ締結を発表したのだ。
このパートナーシップにより、IBMはEinsteinとWatsonの両方を通じて同社のコンサルティングサービスを売り込むことができる。
今後、Watsonのビジネスから得たノウハウが直接SalesforceのIntelligent Customer Successプラットフォームにもたらされることになる。Einsteinがもつカスタマーリレーションシップのデータと、Watsonがもつ天気、ヘルスケア、金融、リテール分野の構造化/非構造化データが組み合わさるかたちだ。
「今後数年のうちに、私たちはAIや認識技術の手を借りて主要な意思決定 ― 個人、ビジネスを問わず ― を行うことになるでしょう」とIBM最高経営責任者のジニ・ロメティー氏は語る。
ロメティー氏によれば、Watsonに「触れた」ユーザーは10億人にものぼる ― 腫瘍学などの医療分野、リテール分野、税務分野、クルマ分野など、その入り口はさまざまだ(この数字に広告分野が含まれているかどうかは定かではない。たぶんそうだろうが、、、IBMはWatosonを頻繁に宣伝している)。
「EinsteinとWatsonのコンビネーションによって、ビジネスがよりスマートになり、私たちの顧客も恩恵を受けることができます」とSales
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