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「足りない情報」で決断するのがリーダーです — 宮寺 達也

経済ニュース
画像出典:写真AC
先週、豊洲市場問題に大きな動きが起きた。築地市場に土壌汚染の疑いがあることが発覚し(ある意味当然ではあるが)、元都知事の石原慎太郎氏が記者会見し、極めつけは「79倍のベンゼン検出」と騒がれた第9回モニタリング調査で「都の指示で不適切な計測を行った」と業者が証言したのだ。
豊洲市場問題の決着は(科学的には結論は出ているが)政治的にはまだどうなるかわからず、予断を許さない。しかし、これから小池都知事はリーダーとしての資質を試されることになるだろう。
そう思っていたら、アゴラに興味深い記事が掲載された。松本孝行氏の「政治家・リーダーは決断・意思決定をすることがお仕事です」である。
「賛成・反対両方の意見がある中で、リーダーは意思決定・決断をしなければならない」との一文を初め、非常に同意できる内容であった。そこで私からも、リーダーの決断について補足記事を書きたい。
それは、「リーダーは情報が足りない状態でこそ、決断をしなければいけない」ということである。
絶対の安全を求める無能リーダー 
私が事務機器メーカーの勤務時代、あるプリンタ製品の制御仕様(モーターやレーザーを動かすタイミング、パワーを細かく決めて、マシンの精密な動作を実現する設計図)を担当していたとき、発売直前にメカ屋さんから部品のサイズが変更になったと、修正依頼が入った。
私の制御仕様は、紙上の正確な位置に画

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