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殺人犯が大使館に隠れている

マレーシア警察当局は先月22日、クアラルンプール国際空港で発生した「金正男暗殺事件」で駐マレーシア北朝鮮大使館の2等書記官が関与していたとして、北朝鮮大使館に事情聴取を要求したが、北側からは返答が得られなかった。
マレーシア警察当局の捜査によって、正男氏暗殺に北が関与していたことが判明するとともに、事件に関与した北朝鮮関係者の名前と写真が公表された。犯行には劇薬の神経剤「VX」が使用されたことも明らかになったばかりだ。
その捜査結果を踏まえて、マレーシア側が北朝鮮大使館に重要容疑者への事情聴衆を求めたわけだ。北側は大使館、総領事部での外交官の特権を明記したウィーン条約(1961年採択)に基づいて、大使館関係者への捜査を拒否している。犯行に使用された神経剤VXの入手方法として北外交官の外交行嚢が利用された可能性があるという。外交行嚢に入った物品や資料は出入国でチェックされない。「外交関係に関するウィーン条約」( Vienna Convention on Diplomatic Relations)に明記された外交特権(外交官関係条約)だ。
すなわち、北の外交官が路上で誰かを殺しても、大使館に逃げ込めば治外法権として現地の警察官は立ち入りができない(公館の不可侵や刑事裁判権・租税の免除)。殺人犯が大使館内に潜伏していることが分かっていても、警察側は手を出せない。通常の世界では考えられない

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