投資家やVCから出資を受けて成長を目指すスタートアップにとって、会社運営の節目ごとに必要となる重要な業務が株主総会の手続きや株主管理だ。しかし立ち上げて間もない企業にとって、専任で株主関連業務を担当する人員を最初から確保するのは、なかなか困難なことも多いだろう。
中小企業向けのバックオフィスサービスを提供するBizer(バイザー)は3月1日、外部株主から資金調達をするスタートアップや中小企業を対象に、クラウド上で株主関連業務や株主とのやり取りをワンストップで行えるサービス「Bizer IR」の提供を開始した。
Bizer IRでは、株主名簿の作成、株主への株主総会招集通知や招集手続、総会関連情報や報告書の共有、総会議事録の共有等、株主総会に関わる業務をまとめて管理できる。また、株主とのファイル共有・連携が可能な「バインダー」機能により、必要なファイルがまとめて保管・閲覧できるため、必要な書類が漏れなくシェアでき、企業側のファイルのやり取りなどの業務負荷が軽減できるほか、VCなど、多忙な株主にとっても出資先とのやり取りや管理を効率化できるという。
Bizer IRのベースになるサービス「Bizer」は、会社設立をはじめ、総務・人事労務・経理などのバックオフィス業務をまとめて管理できるクラウドプラットフォームだ。このBizerに含まれる「ToDoリスト」機能を活用することで、株主総会
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