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マクロン氏が仏大統領選で支持広げて仏国債上昇

経済ニュース
バイル氏(右)が支持に回ったことで、大統領選での展望が拓けそうなマクロン氏(マクロン氏Facebook、バイル氏のWikipediaより)
フランスの大統領選挙は、極右のルペン30%、保守派のフィヨンと中道左派のマクロンが20%ずつ、左派のアモンと極左に近いメランションが15%といった展開。そのなかでメランションがアモンに譲るという噂から国債利回りが上昇していた。
そうなると、フィヨン、マクロン、アモンが混戦で、アモンが抜け出すと、ルペンとアモンという真ん中抜きの極右・極左決選投票もありうるといわれはじめていた。 
私は水曜日までフランスの地方を旅行して庶民たちも含めた生の声を聞いてきたのだが、「さすがにルペンとアモンではどうしよう。もう民主主義が正しいと自信がなくなった」というフランス人らしくない人も多かった。 
そんななかで、パリで木寺昌人・駐仏大使とも21日の午前に情勢を話し合ったのだが、私はこんなことをいっておいた。
「今度の選挙は1974年に似ている。ポンピドーが現職のまま死んで、そのあとの臨時大統領になったポエールを左派が担ぎ、与党のドゴール派ではシャバンデルマス元首相が出馬したが、中道派のジスカールデスタンが左右の融合を唱えて第三の候補になった。 そして左右からジスカールに合流するものが出て、とくに、シラク内相も首相就任を条件にこれに乗った。今回も、マクロンに首相やそ

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