長らく建設中だったAppleの新本社の名称とオープニングの予定が決まった。新本社はApple Parkと呼ばれる。引っ越しは今年の4月だという。
1万2000人のApple社員が新本社で働くことになる。これほどの規模となると引っ越しも簡単ではない。すべてが完了するには半年程度かかるもようだ。4月にはグランド・オープニングのセレモニーが用意されているが、内装その他の作業はその後も夏過ぎまで続くという。
新本社にはオフィス区画に加えて1000席の規模の劇場も併設される。スティーブ・ジョブズの功績(特に新製品を紹介するときの天才的な巧みさ)を讃えて、この施設は『スティーブ・ジョブズ・シアター』と呼ばれる。
Foster + Partnersがリーダーとなって建設されている新本社の外観はジョブズの当初のアイディアとほぼ同様だ。ジョブズは新本社のアイディアをクパチーノ市議会に2011年に説明した。ジョブズはその数ヶ月後に亡くなったので、Apple Parkの説明がジョブズ最後のプレゼンとなった。
Appleはビルの内部デザインについてはきわめて秘密主義だ。そのためFacebook本社のように広いオープンスペースがあるのか、もっと伝統的な多数の小さいオフィスに区画されているのかなどは一切不明だ。
26万平方メートルといわれる屋根はソーラーパネルで覆われており、これによりApple Parkで
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