2003年に生まれたLinodeは仮想プライベートサーバー(virtual private server, VPS)のホストプロバイダとして古顔だが、最近ではDigitalOceanやVultrなどの新顔たちにマインドシェアを食われている。しかし、盛り返す意欲は十分にあるようだ。
同社は今日(米国時間2/14)、新たに月額5ドルのプランを発表したが、それはDigitalOceanやAWS Lightsailの5ドルプランに比べるとメモリが倍の1GBある。しかしまた同時にLinodeは、高性能化のためにはストレージやCPUパワーよりもメモリが重要、というアプリケーションのためにハイメモリインスタンスをいくつか発表した。
今日の発表はバレンタインデーのお祝いでもあるが、同じ日の朝DigitalOceanはロードバランサーをローンチしたから、対抗の意味もあろう。ロードバランサー機能はLinodeにすでにあるが、何もしないバレンタインデーであることは許されない。
通常のインスタンスでもLinodeは、DigitalOceanの倍のメモリを提供している。そのほかの機能は似たりよったりだ。今日発表したハイメモリプランでは、RAMの料金がDigitalOceanの半額になる。ただしCPUのコア数は少ない。
Linodeでは、インスタンスのサイズのアップ/ダウンが容易にできるから、メモリ1GBと
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