暗号化コミュニケーションプラットフォームのSignalを開発するOpen Whisper Systemsは現地時間14日、同アプリで暗号化ビデオ通話のオープンβを公開すると発表した。Signalはこれまでにも、完全に暗号化されたend-to-endのチャットと音声通話機能を提供していた。しかし、今回そこにビデオ通話機能が伝わったことで、情報漏えいを避けたコミュニケーションがより簡単になった。また、Open Whisper Systemsは同時に既存の音声通話機能のアップデートも発表している。
Edward Snowden氏から全面的な支持を受けるSignalは、これまでに幅広いユーザーを獲得している。情報漏えいの危険性がある地域にいるユーザーは、このアプリのセキュリティ機能を利用することで、より安全でセキュアなコミュニケーションが可能となる。しかし、Signalを利用するユーザーはアクティビストやジャーナリストだけではない。セキュリティ志向の高い一般のユーザーは、Signalを使ってよりカジュアルなコミュニケーションを楽しんでいる ― そこでは、GIFなど比較的センシティブではないコンテンツがやり取りされているのだ。
このビデオ通話機能が、SignalほどセキュアでないAppleのFaceTimeやGoogleのHangoutsと同程度のパフォーマンスをもつのであれば、広範なユーザ
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