タイトルをどうするか問題 煽りは恥ずかしいと思うのよ
4月刊行の本をいったん書き上げた。厳密には、先週の金曜に入稿していたのだが、さらに加筆をし。実に1年半ぶりの書き下ろしの新作である。今年の書き下ろしの単著は今のところ、これだけ。いや、もう1冊、連載に大幅に加筆した、書き下ろしに近い本が出るし、共著1冊と、電子書籍化する本が1冊あるのだが。そして、出版社はまったく決まっていないのだが、プロレタリア文学を書き下ろす予定なのだが(書き上げてから出版社を探すか、文学賞に応募するつもり)。
一時、多い年で年間7冊書いていたりし。なんか信じられないや。周りでも盟友中川淳一郎さんやおおたとしまささんは、結構なペースで書いていたりするのだが。構成作家をやっている人なんかは月1冊くらい手がけていたりするのだが。なんというか、ペースを取り戻すのに苦労した。全力を投入したけれど、まだまだだと思うので、初校でかなり手を入れると思う。
長時間労働に関する本だ。なぜ残業はなくならないのかという問いに立ち向かったものである。なぜ、残業はなくならないか?日本の雇用システムを考えた場合、そこには合理性があるからだ。そして、そのシステムを理解しない長時間労働是正は「改善」ではあるが「改革」ではない。労働強化につながる可能性だってある。そんな内容。会社員(様々な仕事)→フリーランス→大学教員という私でなければ書けない本だと自負している。
来週の月曜の11時からタイ
コメント