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ユニー・ファミリーマートHD、コンビニ2位浮上、収益力に課題も

経済ニュース
都内のファミリーマートの店舗
ファミリーマートとユニーグループ・ホールディングスが合併し、2016年9月にユニー・ファミリーマートホールディングス<8028>が発足した。コンビニ店舗数でローソンを上回る業界2位に浮上した。しかし、ユニー傘下のサークルK・サンクスのオーナーからはファミリーマートへのブランド統合に不安の声も聞かれる。平均日販ではライバルのセブンイレブンやローソンに大きく下回り、店舗の収益力強化も急務だ。これまでのM&Aを振り返りつつ、今後の課題を展望する。
【企業概要】2016年の経営統合でコンビニ業界2位に
ユニー・ファミリーマートホールディングス(以下、ファミリーマート)は、1972年に西友ストアー企画室に小型店担当を設置したことから始まった。1年後に実験第1号店を埼玉県狭山市に開店。ファミリーマートという名前は、「お客様とフランチャイズ加盟店、本部とが家族的なお付き合いをしながらともに発展していきたい」という考えから名付けられた。1978年には西友ストアー・ファミリマート事業部を発足し、同年よりフランチャイズの展開を開始した。店舗数を順調に伸ばし、1981年に西友ストアーから営業と資産の譲渡を受け、商号をファミリーマートに変更した。会社発足当時の店舗数は、89店舗(直営2店舗、加盟店87店舗)。こうして現在のファミリーマートが生まれた。
ファミリーマート

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