待機児童ではない。本当は「官製失業」なのだ

認定NPO法人フローレンス代表で、保育に関する政府審議会の委員も務めております、駒崎です。
さて、待機児童を抱えた親たちが「#保育園に入りたい」という悲壮なハッシュタグをつけて呟いている状況に対し、Twitter上でこのような反応が見受けられました。
移動の自由があるのだから、引っ越せば解決する。地方は待機児童いないので。若者は選挙に行かないので、年寄り手厚い政治になるのは当然。#保育園落ちた #保育園 / 保育園落ちた、今年もＳＮＳに悲痛な声　「…https://t.co/ePfyFuTqzR #NewsPicks
— Kazu M 🇯🇵 (@KazuM_GunmaJP) 2017年2月4日

んー？都内で保育園落ちたとか言ってる頭悪い人種は何なのだ？地方に引っ越せば良かろう。ないしは大金積んで預かって貰える所に預ければ良いのではないか？都内ってのはそういう場所だろう。カネで解決したまえよ。そんだけの収入なければ都内で暮らすなとｗ人居すぎなんだよね。パンクしてる。
— さすらい (@SILAS1080) 2017年2月5日
「じゃあ、待機児童いない地域に引っ越せよ」と。
こういうコメントは、ああ、きっと児童福祉法第24条を知らないから言ってるんだな、と保育事業者である僕は思うわけです。
児童福祉法第24条とは何か
児童福祉法には

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