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「中国崩壊論」に警戒せよ

経済ニュース
■中国はいつ崩壊するの?
「中国崩壊」が指摘されるようになって、一体、何年経つだろうか。体制どころか経済さえも、まだまだ崩壊しているようには見えない。それどころか、緩やかに衰退するアメリカを凌駕せんとする勢いは、今なお継続されているように見える。
「中国崩壊論」を注意深く読めば、①条件付き崩壊(○×になった時、崩壊する) ②崩壊が「始まった」(完全崩壊までに何年もかかる) ③実質はすでに崩壊している(にもかかわらず表向きそうは見えない)――というものに分けられる。
確かに説得力があると思われるデータを提示しているものもある。常に自虐的で「日本もうダメ」「中国に従うしかない」とするような一部の人々もいることを考えれば、「中国にもこれだけの弱点がある」「日本の方がずっと安定している。中国は崩壊しそうなほど不安定」とする論調に意味はある。実際、不安定であることに間違いはないし、崩壊後のリスクも考えておかねばならない。「中国脅威論」を煽りすぎるのが問題であるのも確かだ。
だがそこは諸刃の剣。これは読む側が気を付けるべきことだと思うが、「中国崩壊論」を読んで事実を把握する、あるいは溜飲を下げるだけでなく、読んだことで中国に対して「油断」してしまうフシはないだろうか。
そんなことを思ったのは、道上尚史氏の新刊『日本エリートはズレている』(角川新書)を読んだからだ。


日本エリートはズレて

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