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ジョブディスクリプションが曖昧な日本は時代遅れか?

経済ニュース
前回から続いて、アメリカ最大のスポーツイベントであるスーパーボウル(日本時間の2月6日月曜日午前中にあります)を見てみることから、アメリカと日本の社会や組織運営のやり方の違い、日本が「らしさ」を失わずに長所を発揮していくにはどうしたらいいのか?について考えている記事です。
二回続きの記事ですので、前半から読みたい方はこちらからどうぞ。
アメリカのスポーツはサッカーに比べて、いわゆる「ジョブディスクリプション」が明確なので、不確実性の高い時代でも「個」がちゃんと守られて発揮されやすい構造にあります。
では、日本におけるサッカー文化は、そして会社などの日本の組織は、その「彼らの良さ」を参考にしつつどういうふうに動かしていけばいいのでしょうか?

ある程度「人間の集団の動き」というものに対して普段から洞察のようなものを養っている人が、普段見ないアメフトを見ると色んなことに気づくと思います。それぐらい「特殊な場」という感じなので。
特に、「あらゆる個のプレイヤーの役割が言語的に明確に決められていて、その間の連携プレーも事前に打ち合わせがされている」という性質がバッチリ噛み合って発揮されている「良い試合」を見ると、いかにサッカーというのは自然に任せたままにグダグダになっていきつつそのグダグダさを楽しんでいるスポーツなのかもしれないとすら思えてきます。
勿論これは、その約束事のないグダグダさ

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