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区長選挙を都と基礎自治体の関係から考えてみる

経済ニュース
こんにちは、おときた駿@ブロガー都議会議員(北区選出)です。
昨日、千代田区長選挙が告示され、再選を目指す現職・石川まさみ候補の出陣式&夜の街頭演説会に参加いたしました。
人・人・人&大量のマスコミ陣!という感じで、多くの選挙をお手伝いしてきましたが、都内とはいえ基礎自治体の首長選挙でこれほどの注目度を集めることはまさに異例中の異例です。
もちろんその理由の一つは、「改革派・小池百合子知事 VS 守旧派・自民党都連」という構図によるものです。小池百合子知事が
「この選挙は東京大改革を前に進めるのか、止めるのかを決める闘い」
と述べる一方で、自民党都連側は
「あくまで区長選挙なのに、都政の対立構造を持ち込むのはおかしい」
「そもそも都議会自民党は小池知事と政策的に近い。抵抗勢力ではない」
といったことを繰り返し、「争点隠し」「抱きつき作戦」に必死になっています。しかしながらこの2つの主張は、どちらもまったくの誤りです。
確かに首長選挙ですから、区政課題や政策が争点の一つであることは間違いありません。しかしながら一方で、区政と都政は切っても切れない関係にあり、都政での立ち位置は極めて重要なものになります。

まず前者から、具体的に見ていきましょう。
都知事には強大な権限があり、あとは都議会の過半数さえ掌握すれば、東京大改革はスムーズに進んでいくだろうと思う方もいらっしゃるかもしれ

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