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北の黒鉛減速炉の再稼働は演出?

経済ニュース
▲風になびく北の国旗(2013年4月11日、ウィーンの北朝鮮大使館で撮影)
北朝鮮の核関連施設がある寧辺の5000kwの黒鉛減速炉が再稼働した兆候が見られるという。この情報は北の核関連施設の動向を監視している米ジョンズ・ホプキンス大学の北朝鮮研究グループ「38ノース」(韓米研究所)が27日、公表したもの。
西側では既に廃炉されても不思議でない黒鉛減速炉の冷却水が放出される川の水が溶け出しているのが人工衛星の写真分析の結果、判明したというのだ。その上、原子炉周辺で車両の動きが昨年からキャッチされていたという。その結果、黒鉛減速炉の再稼働、プルトニウム生産の可能性というニュースとなって、世界に報道されたわけだ。
当方はこの記事を読んで3年前にほぼ同じニュースが発信されたこを思い出した。
寧辺の5kw黒鉛減速炉周辺の上空から放射性希ガスが検出されたという。韓国の韓国日報が韓国政府関係者の話として報じたものだ。もし事実とすれば、減速炉は再稼動した可能性が高い。北朝鮮原子力総局報道官はそれに先立ち、「6カ国合意に基づいて無力化されていた黒鉛減速炉を再稼働させる」と宣言していた。しかし、ウィーンに本部を置く包括的核実験禁止条約機関(CTBTO)は、「北朝鮮の核関連施設から放出される放射性希ガスを探知できるのは、ロシア、モンゴル、そして日本の高崎観測所の3カ所だが、キセノンを検出したという報告を

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