マーケット、税制改革とFedをにらみボラ復活か
バロンズ誌、今週のカバーは”ダウ3万ドル”説を展開する。トランプ米大統領が就任してまもない25日に2万ドルを突破した今、2025年までに3万ドルの節目を突破すると予想。2017年も、税制改革や規制緩和を実行できれば10%超えもかくやと指摘する。詳細は、本誌をご覧下さい。
当サイトが定点観測するアップ・アンド・ダウン・ウォールストリートは、米株高に一石を投じる。抄訳は、以下の通り。
米株市場に辟易する2万の理由—20,000 Reasons to Be Wary of the Market.
アナリストは米株のベンチマークにS&P500を利用し、米経済をリードするテクノロジー企業の株価を見極める上でナスダックを重要視している。しかし、人々はダウに注目する。そのダウは生存バイアスが高く、グラスキン・シェフのデビッド・ローゼンバーグ主席エコノミスト/ストラテジストによると、2004年4月以降に構成銘柄から脱落した8社がダウに残っていれば2万ドルどころか12,885ドルに過ぎない。
ダウ2万ドル突破は、トランプ米大統領のおかげなのだろうか。トランプ氏は、米大統領令を矢継ぎ早に発令してきた。キーストーンXLパイプラインの建設推進からメキシコの壁建設、メキシコからの輸入に20%の国境税を課す可能性すら盛り込んだ。しかし政策の柱である税制改革は米大統領令に署名すれば良いというものではな
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