都知事は官邸の敵なのか、味方なのか
1月17日、時事通信が「小池都知事「衆院選は自民支援」=安倍首相に明言」と報じ、政界で大きな話題となった。
同記事によると、「首相が10日の首相官邸での会談で『都議選への対応をはっきりさせてほしい』と切り出したところ、小池氏は直接には答えず、『衆院選では自民党候補を応援する』と明言した」というのだ。
翌18日、小池知事は自らのtwitterで「おいおい。この記事は小説か? 言ってもいないことを、都合よく脚色しているだけだ。五輪もあり、国との協力は伝えたが、先方から都議選について切り出されていない」と完全否定した。
同日の時事通信配信記事でも「「自民を支援」報道否定=小池都知事」と報じられたが、小池氏や小池陣営の反応を見ても、こうした発言を小池知事がしたという事実はないだろう。
となると、官邸側か、第三者による意図的な揺さぶりだと考えられる。
小池知事が本当に話したのか、それともでっち上げなのか、言った言わないではなく、そもそも小池知事はどう思っているのか……等々、都民国民が聞きたいことはいろいろあるだろうが、このやり取りで重要なのは、結果的に小池知事が早々に「衆院選での自民支援」を完全否定したという事実だ。
小池知事側から情報が漏れたわけではないとすると、まことしやかに言われているのが、官邸からのリークであろう。
自民党との関係を曖昧にした上で、
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