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キングコング西野騒動 売れ方をデザインする時代

経済ニュース

先日、音楽業界関係者から聞いた話。1930年代のアメリカにおいて、レコード業界はラジオを脅威に思っていたそうだ。無料で曲を流されると、誰もレコードなど買わなくなるのではないかと。実に牧歌的な話だ。ラジオで流れるからこそ、音源は売れる。ゆえに、アーティストはラジオ出演を喜んで(かどうかは分からないが、プロモーションの一環として)行う時代になったのは言うまでもない。最近では、YouTubeにアップしたMVがSNSとの相乗効果で何度も再生されて流行が生まれたりする。昨年でいえば、ピコ太郎や星野源などがそうだ。再生されることによって広告収入が得られるというモデルも存在する。要するに、音楽の楽しみ方、売り方は多様化し続けてきたという話だ。モノを売るのがすべてという時代ではない。
さて、キングコング西野騒動だ。有料で売っていた絵本を、突然無料にしたという話である。中川淳一郎のこの記事に論点がよくまとまっている。
キンコン西野「絵本無料公開」騒動 文句を言うのではなく、対価を取れるクリエーターになれ(AbemaTIMES)
思うにこれは、コンテンツ(というか、自分)をどう売っていくかという話だと私は解釈した。コンテンツとは何かという話でもある。さらには、関係のない人が大騒ぎするという、わかりやすいネット炎上だ。

ヒットの崩壊 (講談社現代新書) [新書]
柴 那典
講談社
2016-11-

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